栃木市 五月人形 ひな人形 鯉のぼり 盆提灯 羽子板 破魔矢 三桝屋本店

「蔵の街栃木」にある江戸時代創業の人形専門店

羽子板

  • 現代社会の核家族化に伴い忘れ去られようとしている大切な心、それは祖先への感謝と子孫繁栄の願いです。羽子板・破魔弓はその心を形にした物なのです。
    赤ちゃんが生まれて初めて迎える正月を「初正月」と言います。古くからこの初正月を祝って、赤ちゃんの祖父母、おじやおば、仲人、隣近所、友人などが女の子に羽子板を贈るという美しい習慣があります。

  • 羽子板飾りの値段はケースと羽子板の組合わせで決まります!
    羽子板やケースは大きさ・素材・技法で値段が決まります!

    お値段は6,000円~150,000円ぐらいで中心価格帯は30,000円~60,000円ぐらいです。

羽子板飾りについて
  • [羽子板飾りの一例]
    本竹明日香ケースに金彩振袖羽子板18号
    間口38cm高さ71cm奥行29cm

  • 羽子板の種類について

    本物の羽子板は押絵(おしえ)といって厚紙を形に切りその上に綿を入れて生地で包んだ部品を貼りあわせて作られます。髪の毛はスガ糸(絹糸)で面相も手書です。安い羽子板として木目込み式に生地を発泡スチロールの胴に貼り付けた木目込板や、機械でプレスした中が空洞になっているプレス板があります。

  • 羽子板の押絵の形について

    押絵のピースの数の多いほど高級品です。従来の形をさらに豪華にした振袖(左の写真参照)が主流になりつつあります。また正絹や金彩加工をした物もあります。また正絹の鹿の子シボリの豪華な押絵もあります。
    高級な物を見分ける方法の一つに頭を見る方法があります。安価な物は合成樹脂のかんざしを刺していますが高価な物はつまみ細工や柘植、金属のかんざしを刺し、木製の櫛を付けている物もあります。また、豪華な塗り物の小道具を持たせた物などバラエティに富むものがございます。

  • 羽子板の板について

    通常桐材が用いられます。さらに加工してその上を塗ったり箔を貼ったりしています。向う張り(押絵のバック)は普通布を貼りますが、その上に金彩加工をしたりさらに塗った薄めの板を二重にして蒔絵を施した豪華な物もあります。

  • 大きさについて

    羽子板の大きさの呼び方は寸法を尺で表しそれに号をつけます。45cmの物は1尺5寸ですので15号と呼びます。ケースはその大きさの羽子板の入る物を羽子板と同じ号数で呼びます。その為同じ号数でも大きさの違う場合があります。

  • ガラスについて

    通常は板ガラスを使用していますが高級品はカットガラスとか面取りガラスと呼ばれる厚いガラスを使っています。このガラスは厚いので柱の溝に入れるため隅を薄く削ってあります。ガラスの隅に筋が見えるのはこのためです。

  • ケースの材質について

    ケースは塗ってあるもの(黒塗り艶アリ 艶ナシ 朱塗り等)と木目を生かしたもの(桐、欅、竹、杉、花梨、鉄刀木、紫檀、黒檀、黄金檀等)があります。比較的木目を生かしたケースのほうが高価のようです。
    またバックに本金箔(金澤箔、川俣箔等)を貼ったり本金盛上げ蒔絵や金彩蒔絵をした豪華な仕上げのもございます。

羽子板の型(外題)
  • 道成寺(どうじょうじ)

    白拍子の花子が、道成寺の鐘供養に来て、寺僧に望まれて釣鐘の前で舞います。はじめは金冠をかぶり中啓を持って荘重に、あとは笠を持ったり、羯鼓を打つなどして華麗に舞い踊ります。

    中啓:末広の一種。閉じても先のほうがひらいている。(啓はひらくの意味)
    羯鼓:中国から伝わった撥で打つ鼓。雅楽では下に置いて奏するが、日本舞踊では首から提げて奏する。

  • 藤娘(ふじむすめ)

    大津絵の中の、藤の枝を肩にした娘の姿を舞踊化したものです。
    一面に咲き誇る藤の花、その精かと思われるような美しい娘が、藤の小枝をかざしながら姿をあらわします。やがて恋心のさまざまを踊りつづけます。

    藤娘:大津絵の画題の一つ。塗笠をかぶり、藤の花の模様の衣装を着て藤の枝を肩にした娘姿。

  • 汐汲(しおくみ)

    都に帰っていた在原行平(ありわらのゆきひら)を想い慕う海女の松風。
    海の水を汲む桶を肩にかけて踊ります。

    松風:能楽の曲名。古い能の「汐汲(しおくみ)」をもとにした観阿弥の原作を世阿弥が改作したという。女物の典型的作品。古名「松風村雨」。旅僧が須磨の浦を訪れ、潮汲車を引きながら塩屋にもどってきた二人の海女(あま)に宿を請う。僧が在原行平の古跡の松を弔ったことを語ると、二人は自分たちは行平に愛された松風・村雨という海女の霊だと語る。そのうちに松風は恋慕のあまり、行平の形見の烏帽子狩衣をつけて舞を舞う。

  • 浅妻(あさづま)

    朝妻の里の舟女をモデルにした江戸時代の画家、英一蝶(はなぶさいっちょう)の絵を舞踊化したものです。歌舞伎所作事で、長唄、「浪枕月浅妻」の通称です。
    月夜の海に浮かぶ船のなかで鼓を打ちながら美しい白拍子姿で舞います。

    朝妻の里:琵琶湖の東岸、滋賀県坂田郡米原町朝妻筑摩付近の古名。中世には港があり、船便でにぎわい、「朝妻船」で知られた。

  • まり飾り

    女の子の初正月を祝う羽子板に添えられる錦糸で彩られて飾り鞠は、ただ華やかさを増すばかりでなく、丸く健やかに美しく育つようにとの願いが込められています。

    鞠飾り:正月の飾り物として羽子板と同じ意味で贈る地方があります。

  • その他

    最近は歌舞伎の外題に拘らず花や扇を持った物もございます。